関西の春の訪れ イカナゴ

今日は久しぶりに大阪梅田の某デパ地下へ。お目当てはイカナゴの釘煮。
先週土曜日に今年の兵庫県のイカナゴのシンコ漁が始ったというローカルニュースを見ました。このブログでも何度も紹介してますが、毎年楽しみにしているものです。

https://michael-h.blog.ss-blog.jp/2006-03-12

ikanago.jpg毎年2月末頃に瀬戸内海で解禁されるイカナゴの新子。地元では生でも食されるようですがこのくぎ煮も美味しいです。
 イカナゴの名前の由来は諸説あるようですが、イワシ類のシラスによく似た稚仔魚をさして、 「いかなる魚の子なりや」と何の魚の子か判らなかったことから「イカナゴ」と呼ばれるよう になったというのが一般的なようです。 また、稚仔魚は細長い群れ(玉)になって泳ぐ習性が あり、春先に海面を泳ぐその姿から、漢字では「玉筋魚」と書かれます。
 関東ではコウナゴ(小女子)、北海道ではオオナ ゴ(親)、三陸ではメロードなどと呼ばれており、 関西では、稚魚はシンコ(新子)、親はフルセやカ マスゴ(カマス子)などと呼ばれています。



これを熱々のご飯に乗せて頂くのです。無言でご飯をお代わり・・・

本当に旨い!!!

ただし、この魚も例年漁獲量が減少傾向にあって瀬戸内の各県の漁協は終漁日を早め翌年の親魚資源の確保に取組んでいるそうです。

この記事へのコメント

2023年03月11日 20:41
そうなんです!
子供の頃から当たり前のように食べてるクギ煮。
お茶漬けにしても美味しいんですが、漁獲量の減少は下水処理の向上による瀬戸内海の清浄化とか。
自然との共存は難しいですね。
2023年03月11日 21:15
宮島さん:思い出がどんどん変わってきてしまいます。伝統的な食文化は残って欲しいものです。