関西の春、デパ地下の旬


仕事先で各地のデパ地下や市場に行くのは本当に楽しいものです。今回は大阪梅田界隈のデパ地下。
 春の魚といえば我々釣氏は、まずはメバル、メバルは浅場にいる黒メバルとちょっと深いところにいる沖メバルやトゴットメバルなどが釣りの対象とされていますが、春に旬に迎えるのは黒メバルです。漢字の当て字は春告魚とも書きます。身離れもよく煮付けは最高。もちろん大きいものはお刺身で。この写真のメバルは真っ黒ですが、相模湾では別名金メバルといわれる金色と黒が混ざったものが釣れ、2月1日に解禁になります。今年は解禁に出遅れ、結局メバル釣りに行けずじまい、写真で我慢です。

 
 そして関西の春、旬の魚といえばこのイカナゴでしょう。

イカナゴは春最初に取られるものはシラス(かたくち鰯の稚魚)のように小さいく半透明で、新子と呼ばれています。大きくなると細長くなり20cmくらいまで成長します。鰯とは違ってニョロニョロと泳ぐのが特徴。私達は大きくなったものをヒラメ釣りなどの餌に使うこともあります。

この新子を甘辛く煮た釘煮は、まさに関西の春を感じさせるものです。
残念ながらあと他の都市に2泊しなければならないので釘煮買うことが出来ませんでした。熱いご飯に乗せて食べると美味しいですよ。

この記事へのコメント

中島茂信
2006年03月13日 08:16
昨年、イカナゴの季節にちょうど明石やら京都やらに行っていて、旬のイカナゴを食べたことを思い出しました。佃煮で食べたはずです。
michael
2006年03月13日 10:58
中島茂信さん:イカナゴは柔らかくて美味しいですね。多分釘煮を食べられたのでは?

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